
年の初めにはいろいろ「今年の目標」を立てる人は多いのですが、肝心の「目的」を蔑ろにしたままで目標を立てると、その目標は達成されないことが多いものです。
たとえば、「今年は毎月1銘柄以上の株を買う・・・中古マンションを1戸買う」などといった目標も大切ですが、その背景にある「目的」を加味して目標を立てることがもっと大事です。
不動産投資に関して言えば、「今年は中古マンションを○棟買う、とか△戸買う」ということよりも、「年間で収入○○円増となるように不動産物件を買う/毎月△△円増となるように物件を買う」・・・としたほうがベターだと思っています。
私は、5年以上新規購入をストップして「休み」の状態を維持してきましたが、昨年5年ぶりに不動産物件を購入しました。
それにはちゃんとした「目的」があったからです。そして、今年も継続して物件購入を考えています。
ゴールは「毎月の収入を○○円アップさせる」というところに置いていて、その真の目的は自分の「お金の使い方」にあります。
それを実現するための手段として、不動産購入があるわけです。
1つの物件で済むなら1つしか買いませんし、3つ必要なら3つ買いますし、5つ必要なら5つ買います(もちろん予算との兼ね合いも必要ですが・・・)。
投資において大切なのは、株式の銘柄数や不動産物件の戸数などではありません。
「毎月・・・毎年の収入(お金)がいくら増えるのか?」という点がまずは大事です。
なぜなら、「投資とはお金を増やす行為」だからです。
お金の流れは「稼ぐ→貯める→増やす→使う」ですが、そのうちの「増やす」を担当しているのが「投資」です。
投資のための手段にはいろいろありますが、「目標」はやはり「金額という数字で表すこと」が大事だと思います。