現代社会に生きるほぼすべての人は「お金」を欲しがり、お金を入手するための何かを行なっています。
改めて「なぜ人はお金を欲しがるのか?」と考えてみると、一番の回答は「自分が欲しいモノと交換することができるから」・・・だと思います。
つまり、お金がもつ「交換価値」を重要視しているわけです。
もし、将来においてお金がもつ交換価値が無くなり、別の何かがその代替をすることになったら、きっと人々はそっちのほうを追い求めることになると思います。
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「お金を稼ぐ = 価値の創造をする」という図式が成り立ちます。
昭和の時代だと個人レベルで「価値の創造活動」を行なうのはかなり難しいことでした。
当時はインターネットがなかったし、携帯電話もなかったし、会社法人を設立しようとしたら最低でも資本金で1千万円が必要でした。
ちょっとした事業を興そうとしたら軽く数千万円が必要になり、そのため家を担保に入れて銀行からお金を借りるとか、場合によっては保証人を探すことが必要だったわけです。
これが平成の世からは時代が一変し、たった1人でもわずかな資金で「世のため、人のため、自分のため」に「価値の創造活動」をすることが可能となりました。
そういう意味では有難い時代になったわけで、私たちは実はチャンスが増えた時代を生きている・・・と言えます。
昔を懐かしみ昔の常識・定番を求めるよりも、今の時代に生きている有難みをよくよく考え直し、「有るモノ」のほうに目を向けることが大切です。
時代が移り変わろうとも「お金」はいつも存在していて、みんなが欲しがっています。
その「手に入れ方」も多様となり、昔のように「サラリーマンになって給料をもらう」だけが手だと信じこむ必要もなくなりました。
多くの人が「本業+副業=複収入」の必要性に気づいています。
それには「価値の創造活動」が不可欠で、どれだけ価値を創造し提供し喜ばれたか・・・がポイントとなります。
本業+副業=複収入の発想と習慣的行動を身につけ、良い意味での貪欲さをもって行動範囲を広げていくと良いと思います。