結局は自力で「原資」を稼ぎ、長期視点で「投資」するしかない・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

数年前、トマ・ピケティが提唱した『21世紀の資本』が流行りました。

これは次のような不等式で表されます。

「r>g」

r=資本収益率

g=国民所得の成長率

簡単に言えば、資産家は保有するお金を使ってさらに資産家になっていくけど、資産家でない人は働いて稼ぐしかなく、でも、経済全体の成長は遅いので資産家の人ほどお金持ちにはなれない・・・ということです。

さらに言えば、そこで生じた「貧富の差」はますます広がっていくだろう・・・ということです。

・・・・・・・・・・
すごく極端な例を言いますが、親がお金持ちで、遺産として10億円残してくれたとします(ここで相続税は無視して考えます)。

遺産を受け継いだ自分はいきなりお金持ちになります。

この10億円を仮に年利5%で運用できれば自分は一切働くことなく年に5000万円の収入を得られます。

一般的なサラリーマンの平均年収の10倍以上の金額を何の努力もなしに手に入れられるわけです。

じゃあ世界経済はどれくらいの成長率で動いているか?・・・といえば、この300年間、世界の経済成長率は年平均1.6%程度と言われています。

これがピケティが言うところの「r>g」です。

これでは格差が縮まるわけがありません。

むしろ広がる一方です。

ピケティは「このままだとやがては中産階級が消滅して完全なる2極化が訪れる」・・・と予想しています。

まあ、上記の例は極端なパターンですが、でも、「原資があれば、自分が働かなくてもお金に働いてもらうことで収入を得られる/自分も働けばさらに多くの収入を得ることができる」ということは成り立つと言えます。

すでに「r>g」の「r」の側に立っている人は問題ありませんが、そうでない人は今ここで学んだ瞬間から「r」の側に立つための行動を起こすことが大切です。

何もしなければ格差の「下側」に移行していく恐れがあります。

それで構わないという人は良いのですが、もしそうでないならやはり自分を変えていく努力が必要です。

基本的には

1..ビジネス/仕事で原資を稼いで貯める

2.長期視点に立った投資で原資を増大させるを繰り返していくだけ・・・です。

噛み砕いて言うなら「稼ぐ→貯める→増やす」です。

「原資」を稼ぎ、長期視点で「投資」して資産形成して「r」の側に立てるように意識を振り向けることが大事だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-11-1

    投資における借金は「良い借金」

    投資を考えたときに、自己資金だけで行なうのも勿論アリですが、あえて借金をすることでレバレッジを効かし…
  2. 2018-5-22

    カラーバス効果で夢を叶えましょう

    街中でも、自分の家でも、会社(オフィス)でもどこでも良いので、こんな実験をしてみてください。 …
  3. 2017-6-5

    もし1億円の貯金があったら?

    たとえば、サラリーマン時代に残業・休日出勤などを厭わずにせっせと働いて、一生懸命にお金を貯めて、その…
  4. 2017-1-16

    ビットコイン(Bitcoin)とサトシ・ナカモトとクレイグ・ライト

    仮想通貨と呼ばれるものの中で、今一番有名なのはビットコイン(Bitcoin)だと言われます。 …
  5. 2017-11-11

    なぜ基本が大切と言われるのか?

    基本とは「その物事において誰でも当然にできなければいけない基礎」のことです。 基本ができていな…
  6. 2017-7-16

    太宰春台の『産語』に学ぶリーダーの姿勢

    江戸時代中期の儒学者「太宰春台(だざい しゅんだい)」の著書『産語』にこんな話があります。 あ…
  7. 2017-3-21

    【リーダー必読!】人事評価でリーダーが心がけること

    社員の仕事ぶりを評価するときには、いくつもの評価の仕方がありますが、例えばこんな切り口があります。 …
  8. 2018-8-7

    「働く」のは自分ではなくお金を!

    海外旅行に行くといつも思うのは、たとえ自分が飛行機に乗って雲の上だろうが、客船に乗って海の上だろうが…
  9. 2021-6-8

    雇われる立場から脱却する思考回路を持てるか?

    サラリーマンは「仮に今、会社を辞めて同じ仕事に就いたとき、果たして今と同じような生活をしていけるだろ…
  10. 2018-4-9

    新入社員は「教わり上手」になろう!

    新入社員が入社して、早や一週間が経つ時期です。 新人さんたちはまだまだ仕事に不慣れなハズですが…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る