電気・ガス・水道・電話の「基本料金」と呼ばれるものは、それを使おうと使わなかろうと関係なく毎月継続的に課金されます。
黙っていても(何もしなくても)毎月、その会社には売上が立つ(収入となる)わ
です。
これは「権利収入」の一つです。
(支払う側からみれば義務支出です)
自ら働いて収入を得る 「就労収入」に対して、仕組みをつくって仕組みにお金を稼いでもらうのが「権利収入」です。
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ビジネスで収入を安定させる方法の1つは「継続課金の商品を作る」ことです。
たとえば「解約を申し出ない限り、毎月○○円を課金します」・・・といった類のものです。
「チリも積もれば山となる」で、この数量が増えれば増えるほどとんでもなく大きな金額になります。
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業者の中には奇特な人もいて、こうした手法で消費者から料金を徴収してしまうのは申し訳ない・・・と思う人がいます。
一種の罪悪感を感じてしまうわけです。
ここで大事なのは、罪悪感を感じてしまうようなとらえ方をするのではなく、その課金している金額の数倍もの価値をお客さまに提供していると考えることです。
つまり、○○円を継続課金しているなら、実際にお客さまに提供する価値はその数倍を目指そう!・・・とすることが大切です。
そうすれば罪悪感は感じられなくなります。
○○円の継続課金で○○円以下の提供しかしていないと思うと、罪悪感を感じざるを得ません。
継続課金という手法は権利収入の一つですが、大事なことはお客さまの知らないうちにむしりとるわけではなく、「ご贔屓にしてくださるお客さまに対して大幅に割引をしてあげる」という仕組みだと理解すること・・・だと思います。
間違っても、お客さまのウッカリにつけ込んでお金を奪う仕組みだと思ってはいけないですね。
出来事は一つ、とらえ方はさまざまです。
そして、どうせならポジティブにとらえること、合理的で多く(目安は74%以上)の人が賛同するようなとらえ方をすることが大事だと思います。