ビジネスは「お客さまの声」をアンケート調査して情報収集することは大切です。
なぜなら、そもそもビジネスは「顧客ありき」であり、その顧客の声を聞くことは需要を知ることにつながるからです。
ただし、そうしたときに欲張っていろんなことをお客さまから聞き出そうとすると、かえって嫌がられます。
たとえば「当店の良いところを思いつく限りたくさんお書きください」とアンケート用紙に書いてあると、まあ、確かにお客さまはいろいろ考えて書いてくださる方もいらっしゃいますが、多くの人は「特になし」とか空欄のままで、最初から書くことを放棄してしまいます。
なぜなら「面倒だから」です。
欲張らないで、「当店の良いところを2つだけお書きください」とあれば、「2つくらいなら回答してもいいかな・・・」と反応は良くなります。
アンケート用紙は1枚以内に抑えることも大切です。
表と裏があると嫌がられます。
細かい文字でたくさん文章を読まなければいけないのも嫌がられます。
欲張ってたくさんの声を求めすぎない・・・ということは取りも直さず 「お客様の立場になって」考えることが大事だということですね。