やってしまったことを顧(かえり)みる点では反省も後悔も同じですが、両者にはちょっとした違いがあります。
反省はそこに理性の働きがあります。顧みて原因を分析し、そのことに気づき、次は同じ過ちをしないでおこうと意識を持ちます。
後悔は理性ではなく感情に浸ります。感情が浮き沈みするだけで、クヨクヨ悩んだり考えたりするだけで、行ったり来たりの繰り返しです。 次の時には何の役にも立ちません。
反省をしても後悔はしないことが大切です。世の中には「反省会」はありますが「後悔会」はありません。
後悔は結局ゴールがないからでしょうね。
後になってから、もっと働いて給料を稼いでおけばよかった・・・と反省も後悔もしなくて済むように、今のうちにガンガン働いて収入を得ておくことがサラリーマンのうちは大事かもしれません。
特に若いときはいろいろ試したり、挑戦したりして自分の時間をたくさん使ってみることが成長するためには必要です。
そういう生き方をしていると、30代・・・40代・・・50代になっても20代のときを後悔することはありません。
反省は大切ですが、後悔はしたくないものですね。