「終身雇用」が形を変えて復活したらそれに従いますか?

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人生は70歳からが面白い!・・・と宣(のたま)う人がいます。

なぜなら、「経済的にも余裕が出てきて、仕事を辞めて時間もあるから」・・・だとか。

でも、この発想をしていると、イザ!そのときになって自分の身体が想像もしていなかったほど弱弱しくなっていくることに愕然としてしまうかもしれません。

70歳になってお金も時間もゆとりができたら、それまでガマンしてきたパラグライダーをやってみよう/エベレストに登ってみよう/飛行機に乗って世界中を飛び回ろう/フルマラソンに出場しよう/南の島でダイビング生活をしよう/サッカーを楽しもう・・・などと期待していても、おそらくそのどれも難しいと思います。

70歳を過ぎて裕福になってお金も時間もあったとしても、肝心のそれを有効に活用する自分自身の身体の健康が良好状態になければ宝の持ち腐れになってしまいます。

もっと言うと、何も70歳になるまで待つ必要はないのです。

人生は70歳からが面白い・・・とは一種の負け惜しみみたいなもので、別に50代でも40代でも「自分のやりたいこと/夢を叶えること」はできるものならやってしまえば良いと思います。

思いっきり「今を楽しんで」歳をとっていけば良いだけの話です。

・・・・・・・・・・・・・

私が社会人になった頃は55歳がサラリーマンの定年年齢でした。

もはや知っている人はごく一部の人だけでしょうね。

多くの人の頭の中は「サラリーマンの定年年齢は65歳」に変換されていると思います。

さらに最近では65歳を超えても(定年を過ぎても)働くことが常識化してきていています。

実際に65歳以降も働き続けている人の数は2004年から18年連続(今年も含めればおそらく19年連続)で右肩上がりです。

2021年時点で65歳から69歳の就業率は50.3%(←2人に1人)、70歳以上でも18.1%(←約5人に1人)のようで、かなりの人が就業を続けていると言えます。

人生100年時代において、定年後に働く期間も定年後の10年・・・20年・・・と長期にわたって及んでいく可能性が高まっています。

そして、仕事を完全に辞めるときはもはや身体がボロボロで物理的に働けなくなったとき・・・だとしたら、それはもうある意味では「終身雇用」と同じです。

昔定番だった「終身雇用(←文字通りほとんど死ぬ直前まで働き続けていた習慣・制度」が、時代を経て再び形を変えて復活する日もそう遠くないかもしれません。

人生後半を充実した有意義なものにできるかどうかは、定年後の働き方にかかっているとしたら何とも残念なことです。

それは冒頭に書いた「人生は70歳を過ぎてからが面白い!」が通用しない時代の幕開けを意味します。

公的年金だけでは生活費を賄きれないという切実な現実がそうさせていると思われますが、だからこそ、早い段階から手を打って自分の人生を楽しくて面白いものにしていく工夫が大切だと思います。

それには「適切な朱に交わって生きる」ことが一つのコツです。

今、自分はどんな「朱」に交わっているか?

人は「朱に交われば朱くなる」生き物です。

交わり続ければそこから影響を受けます。

自分の人生を自分でコントロールして脱・終身雇用を実践し、早くから経済的にも時間的にも行動的にも自由に生きられる「朱」と交わっていれば、自分も70歳と言わず40歳~50歳くらいには「朱」になれる可能性がある・・・と気づくことが大切です。

「終身雇用」が形を変えて復活したとしても、それに従うのではなく自分は自分の道を歩む・・・という意識を持つと良いと思います。

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