昔40歳と言えば、サラリーマン人生で約20年が過ぎ、定年退職60歳まで残り20年といったちょうど中間点にいる年齢層でした。
サラリーマン人生のゴールまでの折り返し地点・・・という位置づけでしたが、昨今では定年退職年齢が65歳~75歳ですから、40歳というのは全然折り返し地点ではなく、まだまだ道半ば・・・という位置づけです。
さらに言うと、自分がおぎゃあ~とこの世に生を受けて生まれたところから数えてようやく半分近くまで生きた・・・といったような段階です。
つまり、まだまだこれから先の人生は長い!と言えます。
ここで大事なのはその長い人生を無事に生きていくためにはそれなりのお金が必要であり、そのお金は自分で手当てしなければいけない・・・ということです。
会社からの給料を当てにできるのはせいぜい70歳前後までです。
公的年金も制度としてはありますが、決して十分ではありません。
自分の身は自分で守る・・・という当たり前の原則を改めて認識しておく必要があります。
これから先の人生を無事に生き抜くための経済的基盤は大丈夫なのか?
仮に経済的基盤が今すぐ構築できていないとしても、重要なのは構築する意識と努力を日々行っていることです。
40歳過ぎのサラリーマンは、自分のサラリーマン人生のまだ半分にも満たないことを知り、今後のライフプランを再構築して備えておく姿勢が大切だと思います。