サラリーマンをお金を貯められる人と貯められない人を分けたとき、最初からお金を貯めるつもりがない人は別として、「貯めるつもりはあるけどなかなか貯まらない」という人にはある共通点があります。
何か?
お金を貯めることにあまりに「無計画」・・・ということです。
そして、お金を貯めることに無計画な人は「必要な時にお金を銀行預金からおろす」という行動パターンを持っています。
無計画ですから、当然そうした人は「天引貯金」もしていません。
逆に言うと、天引き貯金をできる人は計画性のある人です。
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お金を貯めたくても貯められない人に「お金を銀行預金からおろすのはなぜ?」と質問をすると、たいてい「必要だから」と返答があります。
当たり前と言えば当たり前です。
でも、ここに一つの落とし穴があります。
「必要なときにおろす」ではいけません。
このときの「必要」というのは、必要に見えて実は必要ではなかったりします。
ちゃんとお金の使い方に計画性があれば、いちいち引き出さなくてもお金をやりくりすることは可能なのですが、無計画だと「必要と感じたときに」その都度銀行から引き出しをして、それが繰り返されていつの間にか残高がゼロに近づいていく・・・となります。
給料が入ったら、あらかじめまとめて1か月分を引き出しておいて、それを家で保管するやり方のほうがベターです。
そのとき、4週なら4週、5週なら5週で袋にそれぞれ小分けして入れておきます。
たとえば、「1週目は2万円で生活をする」と計画したなら、その週は2万円で生活をすることが大事です。
「2週目は○○○があるので5万円で生活する」と決めたら、その範囲内でやりくりをします。
銀行へ行くのは給料が入った後に1回だけ・・・にするほうがお金は貯めやすいです。
そうすれば、時間外にコンビニなどで引き出して余計な手数料を支払うこともありませんし、銀行に行く時間、ATMに並ぶ時間も省けて時間を節約できます。
天引き貯金、銀行へ行く回数・・・など工夫する点はいくつもありますが、何よりも大切なのは「お金を貯める計画性を持つこと」だと思います。