人生で最も大切なのはお金だ・・・という意識が強いのはきっと若い年代の頃だと思います。
そのころは身体的にも精神的にも健康で、また友人等との関係も良好で、しかもそうした健康・交友関係が自分の中では当たり前となっていて、それらが良い状態であることを前提としてうえで「人生で最も大切なものは?」という問いかけになりがちです。
確かにそうした前提条件が付けば、出てくる答えが「お金」というのも頷けます。
ところが、中年~高齢者になって自分の健康状態の良し悪しが危ぶまれてくると、問いかけに対する解答は変わってきます。
そうした年代の人にとって最も大切なのは「健康」だと思います。
もっと言うと、すべての人にとって最も大切なものは「命」であり、これを少し希薄して言い換えると「健康」になり、その健康を前提としたうえで次に大切なのが「お金」になってくるのだと思います。
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若いサラリーマンは「お金(≒収入/稼ぎ)のために会社内での各種パワハラ、セクハラなどに我慢しながらイヤな仕事をしているかもしれません。
それは辛いことですし、またどんなことであれ法に触れることをするのはNGです。
上司に逆らって行き場を失い自ら命を絶つなんてことも絶対にあってはならないことです。
お金は大切ですが、命(健康)はもっと大切です。
命 → 健康 → お金 ……の順に大切だというくらいの感覚で良いと思います。
お金の問題で死ぬほどの価値がお金にあるとは思えません。
コロナ禍がやっと過ぎ去ったかと思えばまたまた再燃し、世間ではいろいろ経済苦の問題が取りざたされていますが、お金を第一義とせず命(健康)を第一義とする考え方を失わないように生きていくのが良いと思います。