
学生の頃は、勉強したことが「点数」をつけられることで評価になりました。
点数で評価されることに一定の価値はあるものの、「入試」という壁をくぐると過去の点数はもはや無意味になります。
社会人(サラリーマン)になると、勉強したことが「実績」で査定され評価されるようになります。
実力で評価されたものは「給料・報酬」という面でずっと価値を持ち続けます(退職しない限り)。
また、「実力」はお金に変わるだけでなく、「権限」や「自由」というものに換わることもあります。
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銀行からお金を借りて家を買おうとしたとき、住宅ローンが組めるかどうかは「学生時代の点数」はまったく関係ありません。
融資において学生時代の点数は100%意味を持ちません(=影響しません)。
意味を持つのは、今の自分の置かれている立場・環境面であり、すなわち1年あたりで稼いでいる給料の額や、貯金の額や、働いている会社の規模やその中での職位などです。
ざっくりまとめると「実力」です。
学校の通信簿は「科目の点数」でしたが、社会での通信簿は「家計の財務諸表」です。
学生と社会人とではいろいろ違うところがありますが、長い目で見たときにはやはり経済面に関することでの違いが一番大きな違いになると思います。
社会人になったら「自分の経済力/稼ぐ力」という実力をつける意識を持つことが大事だと思います。