よく言われることですが、旅客機が目的地へ向かって飛び立つとき、横にたった1度の差が出てズレて飛ぶと最終的にはまったく違うところへ行ってしまいます。
当初の目的地へは到達できないわけです。
宝くじで、たった「1」の番号が違うだけで1等賞とそれ以外に分かれます。
ジャンボ宝くじの場合は、1等賞と1番違いでも前後賞があるので当選金がありますが(←この場合はまだマシです)、多くの場合は前後賞と1番ズレているだけでただの紙切れです。
受験では、合格者番号がたった「1」番違うだけでも不合格は不合格のままです。
受験に宝くじのような「前後賞」は存在しません。
クイズ番組でも、優勝者には100万円の賞金が出るのに、2番手以降には何もなし・・・というケースはよくあります。
たった「1」の差でも結果は大きな差になることが人生では多々待っているものです。
その「1」の差を瞬時に見極めることは至難の技です。
そのときは、合っているのかズレているのかわかりません。
あとになって初めてわかるもの・・・だからです。
ただ、わからないからと言って何もしないのではなくて、わからないからこそわかるようになろうと自分の判断の精度・確度をを高める努力をすることが大事です。
人が努力をし続ける源には、そうした自己研鑽の気持ちが必要です。
判断力に精度と確度が備わると、「自信」がつきます。
人が努力をするのはこうした自信をしっかり持つためだ、とも言えます。
自信を持っている人は、凛として堂々としていてカッコ良く見えますね。