今から約62年ほど前/1960年に、当時の内閣総理大臣だった池田勇人首相が「10年で国民の所得を2倍にする」という所得倍増政策を打ち出し、実際その後10年で国民の所得を約2.3倍にし、見事公約を果たしました。
歴史の教科書にサラッと出てくる内容ですが、思えばかなりスゴイことだと思います。
国民が貧しくて国は豊か・・・とか、社員が貧しくて会社は豊か・・・ということはまずあり得ないことであり、たとえそういう時期があったとしても長くは続かないと思います。
リーダー/企業経営者はそれに気づき、自分だけが潤うのではなく、自分の下にいる人たちもキチンと収入増となって懐が潤うように仕組みを講じることが大切です。
現・岸田内閣は昨年に池田首相と似たようなことを掲げて登場しましたが、真価が問われるのはまだまだこれからだと思います。
サラリーマンにとって大事なのは、誰それがこう言っているから・・・という他人任せの論理感覚を捨て、他者の動向はどうであれ自分自身が自分と家族のために今後〇年間で所得を倍増にしてみせる!・・・といった強い気概を持つことにあると思います。
「所得倍増」「年金倍増」・・・くらいの意識を強く持ち、自分の経済的自由や精神的自由を勝ち取っていけるよう努力・工夫すると良いと思います。