お金は銀行に預けて(=「貸す」とも言い換えれますが・・・)貯めることができます。
貯めることができるので「通帳」が存在します。
通帳は「残高の経緯を記録する」ためにあります。
一方、時間やチャンスは貯めることができません。
できないので「通帳」という概念が存在していません。
それはつまり残高はいつもゼロであり、また見方を変えれば無限大だということです。
「今!」というチャンスを逃した瞬間に残高はゼロとなりますが、次のチャンスを生みだすこともできるのでその場合は残高は無限大に戻ります。
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多くの人(特にサラリーマン)はお金を失うと悔しがりますが、チャンスを失ってもそんなには悔しがりません。
そもそもチャンスの存在に気づいていないからであり、チャンスの重要性にも気づいていないから・・・だと思います。
ビジネスマンはチャンスを失うとすごく悔しがります。
サラリーマンはお金を欲して、お金を得られる確約があって初めて働こうとします。
ビジネスマンはチャンスを欲して、チャンスが得られる確約があって働こうとします。
手に入れたお金はどこまで行ってもその金額が上限ですが、手に入れたチャンスはその活かし方次第で上限は青天井です。
サラリーマンは自分のチャンスをお金と交換して生きていきます。
ビジネスマンは、自分のお金をチャンスと交換して生きていきます。
だから、本を読んだり勉強会やセミナーに参加したりして自ら学ぶ機会を多く増やそうとしているわけです。
お金が減ることを恐れるのではなく、チャンスが減ることを恐れて、チャンスを減らさないようにする姿勢が大切だと思います。
お金がなくてもチャンスがあればお金を手にすることはできますし、上限は無限です。
チャンスをつかまえてトライしてチェンジする・・・そうやって成長していくことを念頭に置いているビジネスマンになることが大切だと思います。