たとえば、こんなケースではあなたはどんな選択をするでしょうか?
A. テーブルに「おにぎりが3つ」あるとします。
加えて、キッチンにはおにぎりが何十個もあります。
テーブルのおにぎりを好きなだけ食べてもよく、足りなければキッチンのおにぎりも好きなだけ食べて良いとします。
さて、あなたはテーブルのおにぎりを何個食べますか?
B. テーブルに「おにぎりが1つ」あるとします。
加えて、キッチンにはおにぎりが何十個もあります。
Aと同じでテーブルのおにぎりを好きなだけ食べてもよく、足りなければキッチンのおにぎりも好きなだけ食べて良いとします。
さて、あなたはテーブルのおにぎりを何個食べますか?
特に正解はありません。
傾向として、肥満気味の人はAの場合は3つ食べ、Bの場合は1つ食べる・・・そうです。
つまり、目の前にある分だけすべてを食する、ということです。
痩せ気味の人は、AでもBでも同じ数のおにぎりを食べる傾向にある・・・そうです。
つまり、自分の意思がある/堅いわけです。
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太っている人ほど外部の情報に反応しやすく、影響を受けやすいと言われます。
痩せ型の人は外部の情報に左右されず自分の意思をもって行動すると言われます。
そんなことがこの実験からも読み取れそうです。
体型のことはよくわかりませんが、外部情報に惑わされて自分の軸がすぐにブレてしまうのは会社組織ではうまくないことです。
特にリーダーは自分軸をもって組織を引っ張っていくことが求められます。
臨機応変に対応する姿勢は必要ですが、コロコロ変わって部下を不安にさせるのはうまくありません。
海外では、肥満度の高い人を組織の長には就けない・・・という話もありますが、こうしたことが背景にあるのかもしれません。
体調管理も仕事のうち・・・と理解し、メタボにならず、一貫性と統一性を発揮するリーダーになることは大切なことだと思います。