「なりたい」と「なる(ぞ)」は絶対的に違います。
「なりたい」は願望であって意思ではありませんが、「なる」は決断であって自分の意思によるものです。
自分は将来〇〇になる!・・・というのはマンガの世界だけの話ではなく、実社会でもよくある話です。
たとえば、プロで活躍する野球やサッカーやバスケットボールなどのスポーツ選手が、実は子どもの頃の日記や作文に「将来、〇〇の選手になって活躍する」と書いていたことが明らかになる・・・というケースはよくあるパターンです。
ここで大事なことは「なりたい」と書いていたのではなく、「なる」と書いていたことであり、それはすなわち「なると幼少のころから自分の意思で決めていた」ということです。
「なりたい」という願望・夢を描くだけでなく、自分の未来をある程度詳細にイメージし、それを確実に実現するんだと強く「決意」していたことが重要な点です。
言わばその強い決意・決断が潜在意識を動かし、その後の行動や選択がその実現に向かうための布石になった・・・ということです。
成功を掴むために大事なのは「成功したい」と希(こいねが)う姿勢ではなく、「成功する」と早い段階で決めてしまうことにあると言えます。
単なる願望や希望ではなく、「私はこうなる」と強く意思を持ち、それを潜在意識に着実に落とし込むことで知らずのうちに活用できていく鍵になります。
年初にあたってもし今「〇〇になりたい」と思っているレベルだと、それが叶うのは難しいかもしれません(なぜなら「なりたい」と思っているだけだから・・・)。
そうではなく、「〇〇になる」と意思を持つ/決断することが大事であり、それを潜在意識に深く落とし込むことにあります。
「〇〇」に入る言葉は「成功者」でも「経済的に自由な生活を送る」でも「部長になる」でも「結婚する」でも「恋人をつくる」でも「マイホームを購入する」でも何でも構いません。
何でもいいので、とにかく「〇〇になる!」と決意することが重要・コツだと思います。