「お金(給料・報酬)で仕事を選ぶ人」は、結局のところ、お金を向いて自分の行動基準を設定しています。
20代~30代の私がそうでした。
だから、仕事内容はあまり気にしていなかったり、とにかくガムシャラに働いて、実績を挙げることに単純思考しました。
これも一つの仕事選びの方法です。
でも、どんなにお金を稼いでも、稼いだそのお金を有効に使うことができなければいつまで経ってもお金を向いた生き方を続けることになります。
・・・と私は30代半ばで気づきました。
ある段階で、「お金を向くこと⇒真に仕事内容を向くこと」にチェンジして仕事を選ぶことが大事だ・・・と気づいたわけです。
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お金を得ることで可能となることは確かに多々あります。
でも、人生はそれだけじゃないですね。
自分のやりたいことをやりたいようにできるほうがハッピーです。
だから、お金を理由(=お金がないからとしたくもない仕事をすること)に本当の自分を押し殺してやりたい事をできずに生きていくのはナンセンスなことだと思います。
お金は自分が働くこと以外でも得ることはできます。その仕組みをつくればいいだけです。
「お金が入ってくる流れの仕組み」をつくることができたなら、もはやお金を向いて仕事選びをする必要はなくなります。
ある程度のお金持ちの人は、自分がお金をたくさん持っていることをわざわざ声を大にして他人に言うことなどありません。
なぜなら、そんなことをすればよからぬ輩が近寄ってくることを知っているし、余計なリスクが増えることを知っているからです。
また、そうした人たちは、お金が持つ力を利用しようと思うより、人生そのものを楽しもうと思うようになります。
世の中には、なかなかお金に対する価値観を下げられない人が多いと思いますが、自分の未来の生活にある程度の安心感を覚えることができれば、お金に対する価値観を下げることができます。
人生お金がすべてではない・・・という言葉は「お金に困っているような人が苦し紛れに言い訳で言う言葉」ではなくて、「お金に困っていない人が人生の真理を突いて言う言葉」だと思います。