銀行などの金融機関が、融資を申し込みに来た人(=借金を申し込みに来た人)を見るとき、評価観点はだいたい3つです。
その3つというのは
1.収入があるか?
2.ちゃんと返済できそうな人か?
3.担保はある(とれそう)か?
・・・です。
少なくとも学歴は100%見ません。
外見は・・・多少見る(判断材料にする)かもしれません。
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収入があることは言わずもがなで、人が生きていくうえで欠かせない要素です。大事なのはその収入の金額です。
普通に生活を送っていくのに加えてプラスαに相当する「貯金できる分」が多少なりとも必要です。それが結局融資を受けた後に「借金を返済できる人」につながります。
月10万円の借金を返せる人は、理論的には借金返済後には月10万円を貯金できます。そういう観点で言えば、「融資を受けること/借金をすること」は貯畜能力を高める訓練になります。
30年ローンを組むということは、30年後の貯金を構築するための訓練を今行っている・・・と考えれば良いことになります。同じく10年ローンの場合でもそう考えれば、借金をすることの心理的な壁が少し低くなるかもしれません。
いきなり長い期間を設けるのがイヤなら、1年ローンくらいから初めてみても良いと思います。
出来事・物事は一つでもとらえかたはさまざまですし、とらえ方が変われば心理状況も変わってきますね。