ある学者の研究によると、成功者と呼ばれる人の多くは、状況が厳しくなったときに事業を拡大する傾向があったそうです。
つまり、事業が厳しいと感じるときは、そこで退却するのではなくてむしろ前進する傾向があった・・・ということです。
撤退せず、現実から目を逸らさず、さらに先の未来を視る姿勢が備わっているということでしょうね。
おそらく、そうした人たちの意識の中にもネガティブな発想や感情はあると思いますが、自分でそれを排除するスイッチを持っているのだと思います。
不況になるとか、相場が暴落するとか、顧客が離れていくとか、倒産するとか、法規制が厳しくなる・・・といった発想が浮かんでもすぐに消し去ってしまうような何か独自のボタンがあるのかもしれません。
自分の手ではどうにもならないことを心配するのを止めて、「自分が今為すべきこと」に集中しようと意識して行動しているのだと思います。
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自分の将来は素晴らしいものになると思えば、きっと素晴らしいものになります。
将来はヒドイものになると思うなら、きっとヒドイものになると思います。
人生をどちらに方向づけるかは、自分自身がどういう方向性を自分に課するかによります。
状況が厳しいときほど前進する勇気を出してポジティブに発想し、ポジティブに行動する姿勢が大事ですね。