サラリーマンが、自分は今の職場で必要とされていない・・・とヒシヒシと感じられるなら毎日の出勤はかなり辛いと思います。
本当は仕事がないのだけど。お情けでなけなしの仕事をさせてもらっている状態だとけっこう精神的にキツイです。
いわゆる「窓際族」と呼ばれる就業状態です。
必要とされる/されない、というのは、周囲の主観的評価です。
「必要」の下位概念が「不必要」で、さらに下位概念が「不要」です。
必要・・・いてもらわないと困る
不必要・・・いなくても困ることはない
不要・・・いてもらっては困るという評価基準でしょうね。
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周りから必要とされているサラリーマンは、逆にそのことを本当にありがたいと感謝する気持ちを忘れてはいけないと思います。
ビジネスマンは常に周りに感謝の念を持っています。
必要とされる場に身を置いていることほど幸せなことはなく、不要とされる場に身を置くことほど不幸なことはありません。
会社内における「人事評価」というのは、結局のところ「その社員の必要度合い」を表わすものです。
数字で表す場合もあれば、文字で表す場合もあります。
人事評価の低いサラリーマン・・・つまり必要度合いの低い人、場合によっては「不要社員」の烙印を押されている人は、精神的にキツイ試練を与えられています。
ある意味では、常人には考えられないほどの強い精神力を持っている人と言えるかもしれません。
でも、できることなら「社会」という環境の中で生ていくのなら、そうした戦いはしないに越したことはありません。
やはり「必要」とされる環境下で、己の持つ力量を存分に発揮して、周りからもそれを感謝してもらえるほうが「やりがい」を感じられます。
人は必要とされる場にいるからこそ周囲に何かを与えることができて、かつ周りからも何かを与えられてハッピーに生きていけます。
そうすることで自身が輝くことができます。
輝いて活き活きとして見える人というのは自分に自信がある人に多く、それは結局周囲から必要とされていることを無意識に自覚しているからだと思います。
今自分が身を置居てい職場の中で「必要とされる社員」になるにはどうすればいいか?
カンタンです。
会社が求める需要にひたすら応えるだけ・・・です。
会社を上司に置き換えて考えれば「上司が求める需要を適切に行うこと」・・・ただこれだけですね。
そのためには重要なことが一つあります。
それは「会社(上司)が求めている需要がどんなことなのかを的確に理解すること」です。
それがわからなければ、トンチンカンな方向に進んでしまいます。
サラリーマンが必要とされる社員になったとき、それはビジネスマン化する一歩を踏み出したことを意味すると思います。