私にも苦手はありますが、「超」がつくほどの苦手なことはありません。
「他人から見てヘタクソ」なことは多々あると思いますし、むしろほとんどがそうかもしれませんが・・・。
一般的には自分では苦手だと思っていても他人から見たらハイレベルだと評されることはあるものです。
好き・嫌い・得意・苦手というのは、すべて自分の価値観です。
自分がそう思えばそうなのであって、それ以上でもそれ以下でもありません。
ただし、「得意・苦手」は他人から見たときに果たして本当に「そう言えるレベルなのか?」・・・という疑問は残ります。
つまり、自分では得意のつもりでも他人から見たら「いやあ、これくらいで得意と言われてもねぇ・・・、世間を知らなさすぎでしょ」と言われるレベルかもしれないし、その逆もあり得るというわけです。
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やってもいないのに、あるいは上手になる訓練もしていないことは「苦手」というよりは「不得手」だと思います。
まあ、やってもいないことを 「好き・嫌い・得意・苦手」で判断すること自体がナンセンスですが・・・。
しかし、世に中にはそうした食わず嫌いの人がけっこういて、やってみたこともないのに周りの噂・情報に惑わされて「苦手」とか「超苦手」と言って逃避している人も少なからずいます。
とても、もったいないことだと思います。
人生何事も経験が大切ですね。
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経験を積み重ねていくと、その物事に対してのレベルも変化していきます。
苦手はどうかを決めるのは自分ですが、その背景には他人の評価も一部ありますから、他人が良い評価をしてくれると、自分の中では「得意」となり、他人が良くない評価をすると自分の中で「苦手」となる場合もあります。
大事なのは別の観点で計ることです。
それは
1.たくさん喜んでもらったことがあるレベル
2.少しだけ喜んでもらったことがあるレベル
3.喜んでもらったことがまったくないレベル
の3つのパターンです。
好き・嫌い・得意・苦手の判断基準の一つにこの3つのパターンを組み入れて、他者の喜びを基準に判断することは大事だと思います。
いずれにしても、「苦手意識」は人を委縮させてしまいますから、どちらかというと何でも「好き・得意」という意識を持つほうが良いと思います。