アメリカのある実験で、バスケットボールのフリースローについてこんな話があります。
第一グループは予め設定した場所からボールを投げる練習を20日間行います。
第2グループはまったく練習しません。
第3グループは、実際にボールを使っての練習はしないのですが、代わりにイメージの中で自分が何回もリングの中にシュートを決めている姿を想いうかべることを20日間行います。
20日後、それぞれグループのメンバーが実際にリングに向かってシュートを行なったとき、一番成功率が高かったのはナント第3グループだったそうです。
このグループは、20日間まったくボールに触れなかったにもかかわらず、猛特訓した第1グループよりも成功率が高かったというわけです。
面白いですね。
一つの例であって、必ずそういう結果になるわけではないと思いますがとても参考になる話だと思います。
イメージトレーニングの凄さを物語っている話ですね。
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オリンピック選手もよくイメージトレーニングをすると言われます。
人のイメージ力(想像力)にはまだ人智の及ばない力が隠されているのかもしれません。
確かにイメージは大切です。
世の中のほとんどの創造物は、人がまずイメージしたことが後になって実現してきたものです。
無意識の力・・・潜在意識の力・・・には計り知れないものがあると思います。
幸い、イメージするだけなら場所も取らないし、お金もかからないし、誰にも迷惑をかけるものでもありません。
イメージトレーニングをすることは効率がよく、とても効果的なやり方だと思います。