「サラリーマンのやりたくてもできないこと」に「海外旅行」がよく挙げまれます。
なぜなら、その分の休みを取得するのが難しい・・・からです。
だから、サラリーマンを辞めて休みがたくさん取れるようになったとき、「まずはやってみたいこと」の代表的な一つが「海外旅行」と言われます。
海外旅行に行く目的は人それぞれですが、「旅行」と呼ぶ以上は「非日常」を味わうところに醍醐味があると思います。
旅行=非日常体験・・・です。
私は会社を辞めた翌年には客船での世界一周旅行に約3ヶ月ほど出かけましたし、辞めて3年以上経つ今年もおかげさまで5回渡航しました。
最初の頃は、旅行は単に自分の知らない時空間を知る・・・という目的意識でしたが、最近は旅行そのものが自己投資につながるのではないか?・・・と思っています。
それは、自分が旅で新たな現実を知り、新たなエネルギーを自分に注入できる機会になる・・・と思うようになったからです。
旅は、日常の辛さ、苦しさ、侘(わび)しさを忘れるための場ではないと思います。
たった数日間の開放感を味わうだけでは、一時的な癒しの場になってもすぐに元に戻ってしまいます。
それだと「自己投資の機会」とはなり得ません。
旅が終わればまたいつもの日常に戻るだけで、そんな旅行での支出は「消費」レベルです。
お金を使って旅をすることで新しい体験をする・・・そして新たな気づきを得る・・・それが自分の次の可能性につながる・・・それを持ち帰って新しい日常を始める・・・。
まあ、そんな旅行になるなら貯金が多少減ってもかまわないと思います。
旅行で日常を忘れようというネガティブな姿勢よりも、旅行で新しい日常を発見しようとするポジティブな姿勢のほうがベターだと思います。
そうやって自分の中に目には見えない何かを培って、今後の自分の人生にプラスに作用することを期待すると旅行の楽しみ方も変わって来ると思います。