野球で言えば体が大きくてパワーもあるバッターだと、軽くバットを振るだけでホームランや長打を打つことが可能です。
逆に身体的に小柄で力もあまりないバッターが同じくホームランや長打を打つには、バットを力強く振り回したり、芯でキチンととらえないとなかなか難しいと思います。
また、それだけ大きくバット振り回すと三振や凡フライを打ち上げてしまうリスクのほうが大きくなります。
これを株式投機に例えれば、もともと資金が豊富でたくさんのお金を費やせる人であれば、その一部の資金で株を買って大きなリターンを期待できますが、投資資金があまりない人はよほど短期間で急騰するような仕手株銘柄でうまく買って売り抜けないと大きく儲けることは難しいと思います。
言えるのは「投資資金が多ければ多いほど、リターンを得るためのリスクは低くなる」・・・ということです。
投資資金が少ないと同じだけのリターンを得ようとすればそれだけ大きなリスクを許容する必要があります。
これを不動産投資で考えてみるとこうなります。
資金豊富であればあるほど購入できる不動産の選択肢が広がり、それだけリターンも期待できます。
一方、資金があまりない人は選択肢が狭まります。
ただし、ここで「ローンを使う」というレバレッジを活かすと、たとえ資金が購入金額の満額分なくても購入可能になります。
少しの自己資金でも大きな金額の不動産投資をすることができる・・・ということです。
ここが株とは違う面白いところです。
もちろんローン(借金)ですから、毎月々の返済というひと手間が増えますが、その煩わしさとリスクを補っても得られるリターンの投資効率には高いものがあると思います。
あくまでも不動産投資であって、不動産投機ではありません。
過去ブログ『投資と投機の違い』
http://ameblo.jp/superameba/entry-11089373654.html
レバレッジを効かして不動産を投資をする手法は多くの人が実証済みの正攻法の一つですから、余計な不安を持ちすぎることなく、活用していけば良いと思います。