ある程度の人格者であるお金持ちは「自ら進んで他人に説教をする」なんてことは決してしません。
「お説教を食らう」ことは、多くの人にとってイヤなことであり、精神的に辛いことです。
できることなら回避したいことであり、お説教をされない道があるならそちらを選ぶ・・・という人は多いと思います。
人格者は、そんな人が嫌がることを無理強いすることがないから人格者足り得ます。
人から求められてもいないのに「他人に説教をする」というのは、ただの自己満足に過ぎず、傲慢な行為だと思います。
だから、たとえば本当にお金持ちの人格者というのは、決して若い人に偉そうに説教をしたりしないし、言うとしても簡単に一言アドバイス・・・の程度で、決して「説教」ではありません。
説教したがる人というのは、ほとんどの場合、実績がない人/人間力が低い人であり、逆に言うと、そんな話を聞いても時間の無駄だと思います。
なぜなら、参考にすることがない(少ない)からです。
・・・・・・・・・・・
どんな分野であれ、ホンモノは「相手の立場になって考え」、行動します。
どんな分野であれ、ニセモノは「相手のためにと思って」、行動します。
→ 相手のために
→ 人の為に
→ 人+為
= 偽(ニセモノ)です。
よく言われる「偽善者」です。
お金持ちになりたい・・・と思って、お金持ちの人に教えを乞うのは良いことですが、自分が頼みもしないのにお説教をしてくるような人には気をつけたほうが良いと思います。
逆に、自分の立場になって親身になってアドバイスをくれるお金持ちの人がいたら、そのアドバイスに従って行動を組みたてると良いと思います。