物事が想定していたとおりいかずに行き詰まり、やがて再出発せざるを得なくなるときがあります。
事業運営(会社経営)ではそうしたことが起こりうるものです。
規模が大きいと「事業再生プログラム」などと銘打って外部から請負人が入ってくるケースもありますが、そこまでいかなくても会社内で「やり直し/再スタート」を組む場合もあります。
そんな時、最初に共通認識しておく肝心な事が一つあります。再出発なのですから、背水の陣です。
一つでいいので、あるルールを皆で守ろう!と誓い合うことが大事です。それは何か?
言い訳しない/言い訳の言葉を使わない・・・ということです。
言い訳の言葉とは、たとえばこうです。
でも/しかし/だって/いや/そうは言っても/ムリです・・・など。
こうした言葉を会話の枕詞(=出だし)に使うと、後に続くのは否定するネガティブな内容になります。
再出発するときは、こうした言葉を使わないことが大事です。
そうすると、徐々に社内はポジティブ感にあふれていきます。
そのころには、きっと再生できているハズです。もう一つヒントを言うなら、ネガティブな枕詞を使わないだけなく、ポジティブな枕詞を意図的に使うのも手です。
それは何か?
それは良いですね/だからこそ/ハイ!/なるほど/OKです/やってみましょう・・・などです。
ちょっとしたことではありますが、かなり重要かつ必須のことだと思います。