ビジネスモデルの賞味期限はいつか来る・・・かも?

サラリーマンが独立起業をするときに注意しておくべきことの一つが「ビジネスモデルの賞味期限はいつか訪れる」・・・ということです。

「独立するぞ!」と決めるときの腹積もりに「稼げるビジネスを思いついた」とか、「実際におカネをもらえるようになった」ということがあると思います。

「お金を儲けさせていただく仕組み」がビジネスモデルの定義ですが、独立して行なうそのビジネスモデルには賞味期限がある/いつか世間に通用しなくなる日が来る(かもしれない)というリスク管理視点を持っておくことも大切です。

一般的にネガティブ発想はあまり良くないこととされますが、「リスク管理」という概念ではネガティブ発想をすることが必要なステップになります。

自分が今から起業するビジネスのビジネスモデルはあとどれくらい世間で通用し続けるだろうか?そのビジネスであと何年売上をつくれるだろうか?・・・と一度立ち止まって検討しておく姿勢は大事です。

自分なりに目星をつけたその計画/希望的観測が崩れてもっと早い時期に終焉が訪れたら?

売上が予想よりも早くシュリンクしてくる(縮小してくる)としたら会社にとって一大事です。

ここでもう一つ頭に入れておかなければいけないことは、売上の減少がハッキリしてから次の行動に移っては遅すぎる・・・ということです。

そうなる前から行動を起こし、手を打っておくことが大切です。

Q. 具体的にはどうするか?

→ 売上げの多角化を図っておく≒複数のビジネスモデルを構築していく

1.同じビジネスモデルでも、顧客層を複数化して売上の多角化を図っていく

2.ビジネスモデルを複数設けていく

・・・ということです。

同じビジネスをしていても、売る相手が増えればそれは売上の多角化と言えます。

言い換えればこの逆のパターンをやるとマズいです。

たとえば、顧客をかなり限定的に絞りこみ、売上のほとんどを一顧客に頼っている・・・とか。

その顧客が離れていったら/何か問題があって契約が切れたら・・・、そこで経営は頓挫してしまう恐れ大です。

そうならないように、できるだけ多くのところから売上が立つように手を打つ/顧客層を増やす(顧客の数を増やす)ことがリスク対策につながります。

仮に、今はすごく売れている/調子が良い・・・としても、それが次年度以降も同じように続くという保証はありません。

経営では「売るモノを増やす/顧客を増やす」ということにある程度は敏感・貪欲になることも大事だと思います。

澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2023年12月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

注目のお勧め記事!

  1. 2017-4-21

    貯金をするタイミングは「お金が入ってきたとき」

    たとえば、今50歳の人が65歳の定年退職後に客船で世界一周旅行に出かけたい・・・それには約1千万円の…
  2. 2017-5-18

    お金の仕組みを活用できる人/できない人

    現在、お金は単なる数字でしかない・・・とも言えます。 銀行預金の通帳はただ数字が印字され、一行…
  3. 2017-6-16

    リーダーが社員に与えるべき正しい負荷とは?

    作用があれば反作用があるように、負荷をかけるとその負荷に反発してある種の「力」が起きます。 筋…
  4. 2017-6-18

    砂糖を入れたハズなのにコーヒーが甘くない・・・とき

    私はコーヒーが好きで、毎朝コーヒーを飲まないと、その日の調子が悪くなってしまう・・・と自分で勝手に妄…
  5. 2018-2-1

    己を奮い立たせる言葉を持とう!

    サラリーマンの多くは、歳を重ねるにつれて会社内で地位が上がり、経済的にもゆとりができて、若い頃を振り…
  6. 2017-6-7

    率を改善するのか?数を改善するのか?

    学校で、クラス対抗で「女子生徒の宿題提出率」コンテストをしたとします。 ところが、あるクラスの…
  7. 2017-6-12

    ブランド品を身に付けたがらないお金持ちの人たち

    サラリーマンは高級品を身に付けることを意識しがちですが、ビジネスマンは逆に高級品を身に付けないことを…
  8. 2017-5-27

    「トラック・ランナー」と「マラソン・ランナー」の違い

    陸上の走者には大きく2通りあります。 一つは競技場の中のトラックを円を描くように走るトラック・…
  9. 2018-10-12

    「稼ぐ」→「増やす(投資)」→「増やす(再投資)」

    多くの人が「当たり前」だと思っていることとズレた道を選択するには勇気が要ります。 常識とされて…
  10. 2018-12-21

    【注意】投資がキケンなのではなく◯◯◯がキケンです!

    世の中には「投資はキケンだから絶対にやらない!」という人もいます。 もちろん、それはその人の自…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る