島田紳助に学ぶ「万人に受けなくてもいい!」という発想

ビジネスにおける商品を突き詰めていけば、購入してくださる顧客層がある程度の「限られた対象」であることに気づけます。

世界各国、日本全国、老若男女すべての人に受ける(=購入してもらえる)ような商品づくりはかなり至難のことだと知ることがマーケティングの極意です。

つまり、万人受けする商品・サービスをつくろうとしなくていい・・・ということです。

ある特定の対象にだけ通用する(受ける)商品・サービスを考えればそれでいい、ということです。

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かつてお笑い界で名を馳せた島田紳助さんは、デビュー当時からある戦略を持って仕掛けていたそうです。

漫才ブームのときに「紳助・竜介」としてブレイクし、その後司会者やコメンテーターなどでも大活躍をされました。

髪型はリーゼント、格好は特攻服、自ら悪役(ヒール)を演じてかなりの早口で喋り続けるという、他の漫才コンビにはない独自スタイルでした。

年配者にはあまり受けが良くなかった・・・かもしれませんが、同世代や若年層には受けが良かった・・・。

それはあえて万人受けを狙わなかった、という背景があります。

紳助さんはこう言っていました。

「ヒーロー性ではさんまには勝たれへん。

技術ではオール阪神・巨人に勝たれへん。

だったらヒール(悪役)しか俺にはない。

俺にはこの道しかないねん」

かつての漫才はどんな年齢層にでもウケることが良しとされていて、みんなそれが当たり前だという固定観念があったと思いますが、紳助さんはそれを見事に打ち破ったのでしょうね。

ビジネスではこの発想が大事です。

つまり、自社商品・サービスに独創的な価値をもたらし、他にはない独自の道を歩む選択をすることが大切だということです。

それがオリジナリティーのスタイルを確立させてくれます。

自社はどのポジションで生き延びることを模索するのか?

自社商品は他社とどんな違いがあって、どんな差別化ができているか?

斬新かつユニークで、それでいて価値が高い・・・といった特徴があれば生き延びることができます。

経営リーダーは、常にそうしたことを自問自答する必要があります。

あるいは、外部の人の意見を素直に聞き入れてそうしたことを探り続けることが大切です。

万人に受けなくてもいい!という発想を持ちながら、何かに突出した価値を持つことを目指すことが大事ですね。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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