サラリーマンが「収入をもっと増やしたい」と思ったとき、一般的には「もっと自分の実力を高めて給料を上げてもらえるようにしよう」と考えます。
これが実際に自分でビジネスを展開している事業家であれば、「もっと新しい商売をしよう」と考えます。
資産家の場合は「もっと効果的な投資案件を見つけよう」と考えます。
それぞれ、発想の方向性が違います。
それは、やはり普段の生活・仕事の環境による「思考回路の違い」なのだと思います。
そして、ビジネスマンは事業家や資産家と同じような考え方や発想をします。
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サラリーマンは、とかく収入アップのために「自分のキャリアを高めよう/資格をとろう」などを考えるものですが、これらの共通点、かつ、欠点なのは「自分が働かないといけないこと」です。
なぜ欠点なのか?というと、「自分が働けなくなったら、収入は途絶える/見込めなくなる」・・・からです。
一方、事業家や資産家が考える収入アップの方法は、よくよく考えてみればわかることですが、「仕組みを働かす」という概念が組み込まれています。
「新しい商売」も「効率の良い投資案件」もそれぞれの「仕組み」次第で成り立つものです。
「仕組みで成り立つ/仕組みが働く」ということは、必ずしも自分が働く必要はない=自分が働かなくても大丈夫・・・ということです。
ここが、サラリーマンの発想する「収入の増やし方」と事業家や資産家が発想する「収入の増やし方」の大きな違いであり、たいへん重要な違いでもあります。
「自分」が働くのは1日24時間で、そのうちの上限が決まってきますが、「仕組み」であれば24時間でも1年365日でも稼働することが可能です。
サラリーマンの発想・考え方から、ビジネスマンの発想・考え方に転換していくことは大切だと思います。