仕事をするうえで、いつもいつも順風満帆とは限りません。
どんなにベテラン社員であっても、新入社員と同じように「自分にすぐに解決できない問題」に遭遇することはあります。
そんなとき、普通のサラリーマンは問題から「逃げよう」とします。
ビジネスマンは逃げずに「立ち向かい」ます。
違うのは、その姿勢ですが、背景には問題の「とらえ方の差」があります。
サラリーマンは「困難で自分にはムリな課題」ととらえます。
ビジネスマンは「自分が立ち向かうべき壁」ととらえます。
ネガティブにとるか、ポジティブにとるかの違いですが、その違いには大きな開きが生じます。
サラリーマンに欠けているのは「問題解決までに要する時間/プロセス」です。
横着したり、好結果をすぐに求めようとすると、「自分にできないこと」は多くありますからその環境から逃げたくもなります。
人は完全完璧ではないので「できないことがある」のは当然です。
訓練もしないで優秀な成績を収めることができる能力なんて誰も持っていません。
人は誰しも困難に向かって長きに耐え抜く時間が必要です。
それができると難問を一つ越え・・・また一つ越え・・・と自分を高みに引っ張り上げていくことができます(=成長)。
逆境を超える方法を見つける試行錯誤を繰り返すも良し、四六時中頭を働かせて考えを張り巡らせるも良し、自分より優秀な人を見つけてアドアイスを乞うも良し・・・です。
仕事で問題が生じたら、そこから逃げるのではなく、「立ち向かうべき壁」ととらえて自己成長の糧とすることが大事だと思います。