世間のほとんどの人はお金を稼いだらそれを消費にまわします。それがある意味常識になっていると思います。
ところが、一部の人は別の発想をしています。
そういう人たちはもしかすると元来怠け者で、汲々とお金を稼ぎ続けることが苦痛で、早くそうした日常から逃れたい!・・・という思いから「脱・常識感」を持ったのかもしれません。
そうした人は、稼いだお金を消費にまわすのではなく、お金にお金を稼いでもらって、自分はのんびり過ごして自由に生きたい・・・と考えます。
それが「金銭的投資」の発想です。それを具現化して実際にその域に到達した人は「経済的自由人」と呼ばれます。
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経済的自由人は全体から見れば少数派です。なぜ経済的自由人が少ないのかというと、発想力が常人と異なるのと、同じく行動力が常人と異なるからです。
そもそも多くの人(常人)は、稼いだらそのお金をすぐに消費にまわしますが、経済的自由人になれる人は、稼いだお金をすべて「消費」にはまわさず、「投資」にまわそうと考えます。
ところが、たかだか1か月や2か月稼いだお金を投資にまわそうとしても、それは微々たる金額でとてもとても投資には使えません。
そこで、彼らはいずれ投資にまわすことを前提に「今は雌伏の時だ・・・」と言わんばかりに、じっとお金を「貯める」ことに集中するわけです。
やがて、チリも積もれば山となる・・・で、貯めたお金が数百万円~となれば、投資にまわすに十分な金額になります。
そこで、当初の目論み通りにイザ!投資へ!・・・と行動を移します。ここに至るまでに数年~十数年がかかるかもしれません。この間、じっと継続することができる人と、途中で挫折をして継続できない人に分かれます。
前者の人は圧倒的に少ないと思います。その代わり、前者の人は経済的自由な生活に一歩ずつ確実に近づいているわけです。
「稼いだお金を消費にまわさず、未来の収入のために投資に使う」という発想で行動を起こせる人・・・そうした考え方を理解して実践できる人は少なく、そうした考え方に慣れていない、もしくはその裏側で「怖くて自分にはできない」という感情を持ってしまう人が大多数だと思います。
誤解を恐れずに言えば、そういう人のほうが常識人なのかもしれません。
だからここを乗り越えた一部の脱・常識の人だけが、やがて経済的自由を手に入れ、ゆとりある人生を送れるようになっていけるのだと思います。
実際、私はそうした道を自ら選択し、歩んできました(まだ道半ばですが・・・)。
そして、このブログ等を通じて多くの人に情報発信をしていますし、これからも継続していこうと思っています。