お金は経済を活性化する大切なもので、紙幣・硬貨・電子マネーであろうと、絶えずお金は世界を巡り回っています。
人体にたとえれば「血液」みたいなものです。
血液が人体の中を絶えず流れていないと人は死んでしまうように、お金も絶えず動いていないと「死に金」になります。
お金を滞らせないように世の中を循環させてあげることは誰にとっても大切なことだと思います。
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オリバー・ウェンデル・ホームズというアメリカの作家・医師がこう言っています。
「幸福とは何かをすることだ。それは絶えず流れる川であって、決して淀んだ水たまりではない」
・・・と。
彼が言っているのは幸福についてですが、幸福もまたじっとしているものではなく、 「動」の状態が大切なのかもしれません。
水はじっとしていると濁ります。
「静」の状態だと濁りって淀んでしまうのは水に限ったことではなく、お金も幸福も同様のことが言えると思います。
適切にお金が世の中を巡っていればみんなが幸せになれます。
お金の流れを止めてしまったら、経済が回らなくなって幸せでない人がたくさん出てきます。
お金の本質は「使う」ことにあります。
「使う」ためには「稼ぐ」ことが必要だったり、「貯める」ことが必要だったり、ときには「増やす」という手もありますが、何といっても「使う」が最もお金を活かすことに通じます。
ある程度のストック(蓄え)は必要だと思いますが、守銭奴になってお金!お金!・・・とお金の亡者になるような生き方はしたくないものですね。