学校で試験問題の答えを先生に聞くと一つだけの解答が返ってきます。
でも、人生においてはたった一つだけの解答というのは存在しなくていくつも答えがありますし、また答えてくれる先生がいません。
さらに言うと、教科書もなく、参考書も問題集も用意されていません。
あえて言うなら、自分でそれらを作っていくのが人生そのものだと思います。
一生かけて自分だけの教科書をつくるようなもので、自分が過去に経験したこと/学んだことから参考書や問題集を自分の手で作り上げていくようなものです。
その教科書・参考書・問題集は、他人に通用するものではありません。
他人には他人の教科書・参考書・問題集があります。
勘違いして、自分の教科書・参考書・問題集が他人にも通用するものだ・・・と錯覚すると、人生は傲慢なものに成り下がってしまいます。
学校の勉強の答えは一つでも、人生における答えは一つであることのほうが少なく、ほとんどの場合は複数の解答がある・・・これをしっかりと理解することは大切だと思います。