私たちは日々いろいろな税金が存在する中で生活をしています。
所得税・・・住民税・・・消費税・・・酒税・・・たばこ税・・・ガソリン税・・・利子税・・・配当税・・・相続税・・・。
不動産を譲渡すれば(譲渡)所得税、譲受すれば不動産取得税・・・車を買えば自動車重量税・・・タダで何かを上げれば贈与税・・・温泉に行けば入湯税、あと「保険料」に名を変えた健康保険料・・・年金保険料・・・雇用保険料・・・など。
そう考えると、本当にたくさんの種類の税金に囲まれた中で暮らしていると言えます。もっとも国の為政は税金が資金源ですから、まあ仕方ない・・・と言えば仕方ないことです。
でも、やはり物事には「限度」と言うものがあって、際限なく税金を取る=100%課税というのは行き過ぎだと思いますし、100%とは言わなくても50%以上の課税と言うのはちょっと行き過ぎのような気がします。
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個人の収入は、ほとんどが国に絞りとられて、そこで残ったうちの数%がようやく貯金とか株・不動産・FXなどの投資関連に流れていきます。
さらに年月が経ち、この世を去るときになってようやく残ったのが「財産/遺産」です。ところが、そこにはちゃんと相続税がかけられますから、次世代に引き継がれるお金は自然減少していきます。
国がどんどん取っていく・・・まあそれも仕組みとしてはわかりますが、やはり一定の限界と言うか、越えてはいけないラインと言うか、そうした基準を何か想定しておかないと、「過ぎたるは及ばざるが如し」・・・で、どこかで反動が生じて、一種の暴動につながるかもしれません。
日本では考えられない「暴動」ですが、海外では十分あり得るリスク(=革命)として認識している賢者・為政者は意外と多くいると思います。
人が生まれて死ぬまでの長い間にわたって国家にお金を収奪されていることが果たして「常識」であり続けるのかどうか・・・?
そんなことにも折に触れ自問自答して、世界の時流・・・世の中の変革にアンテナを立てておくことも大事だと思います。