連合の神津会長/頑張れば賃金上がるという常識

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

2017年の春闘について「連合」の神津会長はNHKのインタビューで「頑張れば賃金が上がるという常識を取り戻すことが極めて大事だ」と話し、基本給を引き上げる「ベースアップ」などを維持することが重要だという考えを示した・・・そうです。

「取り戻す」・・・ってどこかの政党の選挙文言で陽の目を浴びるようになった言葉ですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

この記事を見て「それじゃあ、今までは頑張っても賃金は上がらなかったの?」と言いたくなりますが、そもそもここで言っている「頑張れば」って何?と思います。

ビジネス社会では、言葉の意味・定義を明確にしておかないとさまざまな誤解が生じ悲劇が起こります。

あってはならないのは「頑張る=長時間労働」という考え方です。

「長時間働けばその分時間外手当(=残業代)が付くのが当たり前(法律がそう指示しています)」ですから、長時間働いて賃金が上がるのは当たり前のことです。

むしろ、長時間働いて残業代が付かないほうがおかしいわけで(←法令違反)これまではそれが常識だった・・・というのはうまくない話です。

「頑張る=長時間労働」は時代に逆行する発想となります。

「長時間労働⇒賃金増える」は法律的に当然なので、論理的にはナンセンスな話になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が現役時代に話していた「頑張る」の定義は「一つ上の職位の仕事をする」ということです。

平社員であれば主任級の仕事をする

主任であれば係長級の仕事をする

係長であれば課長級の仕事をする

課長であれば部長級の仕事をする

・・・ということです。

そうするとどうなるか?

人事部門や経営者や部門リーダーが放っておきません。

あいつは平社員なのにもうすでに主任クラスの仕事をしているじゃないか!

何とたくましい社員だろうか!

仕事のレベルがもう主任クラスなんだから人事考課で主任に昇格させてあげなくっちゃ・・・となります。

↑    ↑    ↑    ↑    ↑
これが、企業内で「頑張る」ということの意味です。

昇格すれば当然賃金アップです。

これは今までも、そしてこれからも絶えず「常識」であらねばいけないと思いますし、併せてリーダーはこの正当な人事評価や査定を行う意識を持つことが重要だと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

注目のお勧め記事!

  1. 2019-6-3

    不動産投資(賃貸事業)のしくみ

    中古マンションやアパートや一戸建てを賃貸に出すことで「家賃」を得て、それを自分の生活費として暮らして…
  2. 2018-2-27

    サスケ!お前を斬る!光あるところに影がある・・・

    昔の忍者マンガに「サスケ」というのがあります。 テレビでは冒頭で「光あるところに影がある・・・…
  3. 2021-6-26

    時代の変化に気づけるかどうか?

    かつてダーウィンが言った次の言葉は有名です。 「生き残るのは優秀なものでも強いものでもなく、変化に…
  4. 2017-3-28

    若いときほど、金融商品よりも自分への投資を!

    金融商品に投資をして「お金に働いてもらう/お金がお金を生み出す」・・・ということを実践することは大切…
  5. 2018-1-8

    お金持ちより「お金力・持ち」を目指そう!

    お金はないよりあったほうがいい・・・とよく言われます。 確かにそのとおりだと思います。 …
  6. 2018-9-9

    副業が「原則自由」の注意点

    今や副業は「原則禁止」から「原則自由」に変わってきている時代です。 たった2文字の違いですが、…
  7. 2019-8-26

    営業職を毛嫌いしてはいけない

    大学3年生の中には、もう再来年の就職に向けての活動を始めている人もいると思います。 なかな…
  8. 2018-6-11

    【注意】無用なアドバイスは価値観の押し付けになる

    人は他人に何かを教えてあげたり、アドバイスをすることに喜びを感じます。 アドバイスできるのは、…
  9. 2019-12-23

    将来の経済的不安を和らげるためにまずすべきこと

    将来の経済的な面(金銭面)において不安にならない人はいない・・・と思いますが、その不安を呼び寄せてい…
  10. 2020-4-25

    環境の変化に対応しなければ生き残れない

    かつてダーウィンが『進化論』で説いたこと =「生き残るのは強いものでも優秀なものでもなく変化に…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る