多くのサラリーマンは、定年退職後は「就労」をすることなく、自宅でのんびり過ごします。
ある程度賢い人であれば、定年退職をする前からいろいろ自分で計算して、退職後に必要なお金を蓄えています。
退職後の生活はその貯金の取り崩しと(もらえる年齢なら)公的年金で賄っていきます。
ところが、そんな人でも最初のうちは退職金がガッポリあって心は晴れやかなのですが、しばらくすると毎月減って通帳の残高を見て内心穏やかではなくなっていきます。
「こんなに早く貯金が減っていくのか!」・・・とちょっと不安になったりします。
サラリーマンの定年後に必要な覚悟とは「お金が減っていく恐怖/お金が増えていかない不安と闘う覚悟」です。
サラリーマン時代は、黙っていても毎月決まった日にそれなりの金額が入金されていましたが、定年退職後はそれがありません。
今まで毎月あったものが、ある月を境に急になくなる・・・その恐怖は結構なストレスを与えるかもしれません。
予めそうなることをわかっておくこと、そのための心の準備をしておくこと、などが大事です。
お金が増えないことよりも、お金が(急激に)減っていくほうが実際は怖いもので、かなり驚くと思います。
事前の対策が大切です。
1.急激には減らさないよう少しづつ減らして(使って)いく
2.急激に減っても動じないくらいにたくさんお金を蓄えておく
3.定年退職後もお金が増えるような権利収入の道(仕組み)をつくっておく
いずれにしても、早い段階からサラリーマンは、定年退職後の「お金が減っていく恐怖/お金が増えていかない不安と闘う覚悟」を持つことは大事だと思います。
ちなみに、私が常々一番良いと考えているのは「3」ですね。