株の「売買」に酔いしれてはいけない

株式売買を頻繁に繰り返してお金を儲けようとする人を「トレーダー」と呼んだりしますが、そうしたトレーダーの人が目的としているのは、あくまでも「お金儲け」であって、「株式売買(トレードをすること)」ではありません。

トレード自体はその手段に過ぎない、と言えます。

聞けば誰もが「当たり前」と思うことですが、トレードを繰り返していくと、いつしかこの大切なことを忘れてしまい、いつしか「トレードをすること自体が目的」・・・となってしまう人がいます。

そうした人にぜひ覚えておいてもらいたい相場格言があります。

それは「休むも相場」という格言です。

・・・・・・・・・・・・

トレーダーの人は毎日株式相場が開くのが楽しみだったり、逆に憂鬱だったりします。

そして、一種の強迫観念に囚われ、相場が開いている平日は必ず何らかの株式売買(トレード)を行なわなければいけない・・・と錯覚し、本来の自分であれば決して売買しないような株価であっても売買に乗り出してしまう・・・といったワナに陥ったりします。

初心を忘れるべからず・・・です。

初心を忘れていなければ「この株価では売買をすべきではない!」と気づけるはずです。

トレード自体が目的となってしまうワナに嵌らず、目的は「お金儲け」で無理せずに「何もしない=売買を休む」という意識もしっかりと持つことが大事です。

トレードがしにくい相場では無理にトレードをすることは得策ではなく、静観しながら経過を見ることが大切です。

トレードができなかったらもったいない・・・ではなく、相場を休んだ自分は偉い/適切に相場分析をすることができた自分は偉い・・・と自分で自分を褒めてあげるのも良いと思います。

何が何でもトレードしよう・・・という気持ちになったら、その時点で半分負けが確定したようなものです。

「休む・・・静観・・・様子見」という態度は、相場を張るとき以外でも(生きていくうえでも)けっこう大切な概念だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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