お金に関しては「○○代」とか「○○賃」とか「○○料」といったようにいくつも呼び方があります。
それぞれ本来の意味があるので、キチンと使い分けるのが正しいのですが、人は自分の過去の経験で使い慣れた言い方を用いて生活しています。
正しくはこうです。
○○代・・・何かを交換することで支払うお金
○○賃・・・人に手間をかけさせる対価として支払われるお金
○○料・・・一律で決まっている金額のお金
レストランで食事をすれば「飲食代」となり、電車やタクシーに乗れば「運賃」となりますし、遊園地に遊びに行けば「入園料」を支払います。
無意識のうちに使い慣れた言葉を使いがちですが、上場会社のIR資料などではキチンと使い分けて記載することが大切です。
もっとも、そこまでチェックしているサラリーマンの人は少ないと思いますが・・・。
いずれにしても、海外から訪れた外国人にとってはわかりにくい表現の違いですから、もし外国人に尋ねられたとしてもある程度は答えられるようにしておきたいものですね。