お金に関する情報は、どの世代にとっても気になる話題だと思います。
自分が他の同じような人たちと比べて、どんな位置にいるのか?
自分は上位グループにいるのか、それとも中間グループなのか、それとも下位グループにいるのか?
・・・などを気にする人は多いようです。
そして、多くの人はそうした統計情報を見聞きした後、悲喜こもごもではあるものの、残念なことにそこで終わり・・・で、何ら「次の行動」を起こそうとはしません。
そこがうまくないところです。
データを知り、自分の全体の中の位置がわかったなら、次は、それを現状維持するのか、あるいはもっと上の位置を目指すのかを決め、それに付随した行動を起こすことが大事だと思います。
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国税庁統計局/家計調査年報2018年によると、2017年における会社員の平均年収は、男性が531万円、女性が287万円だそうです。
単純に足し算jをすると、計算上は夫婦共働き世帯であれば平均世帯年収は818万円です。
こうした統計データは、収集元と母体データの取り方によっていろいろ変わってきますが、まあ、一応こうしたデータを一つの基準にしておくのも手だと思います。
私たち全員に共通する資源は時間です。
そして資産形成を行う時に最も重要なことは時間を味方にすることです。
貯蓄をするにしても、資産運用を行なうにしても、時間をかけてゆっくりと行うことが効果的で、何事も「急いては事を仕損じる」ものです。
お金の知識や教養を身に付けるのに遅すぎるということはありませんが、そのきっかけとなる何らかの「統計データの確認・比較」をした後、すぐに行動に移すことが大事です。
いつ始めるか?・・・ではなく、今からすぐに始めて将来に備える姿勢が大切だと思います。