人の欲は際限のないものだと言われますが、実際多くの人は絶えず「もっとお金が欲しい・・・」と欲をかいて生きています。
不思議なのは、ではいったいいくら欲しいのですか?と質問しても明確に答えられる人は少なく、ほとんどの人は漠然と「もっとお金が欲しい」と思っています。
原因は、自分の将来においていくらのお金が必要になるかを知らないから・・・知ろうにも未知すぎてわからないから・・・計算していないから・・・そもそもこうした発想をしていないから・・・でしょうね。
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まず「いくら必要なのか」を自分で計算してみることは大事だと思います。必要金額を自分なりに知るわけです。
必要金額をある程度固めたら、次に為すべきことは「それを手にするたに必要な行動は何か?」を考えることです。
それには「時間(期間)の概念」を考えることも必要です。20年かけて手にするのか、5年かけて手にするのか・・・では、必要な行動量が全然違ってくるからです。
当然時間(期間)が短ければ短いほど行動はよりハードになり、量は増えていきます。
でも、とりあえずはそうやって自分が何をやるかを決めて生きていくほうが、毎日の生活にハリが出て良いと思います。
何とな~く漠然と「お金を稼ぎたい!」と言っていても何も始まりません。 目標がないと人は何を行動すればいいか定まりません。やはり目標は充実した人生を送るうえで重要なことだと思います。
またこんな問いかけも大事です。
自分は稼がなければいけないのか?
それとも単に稼ぎたいだけなのか?
人は傾向として必要なものは優先的に何をしてでも手に入れようとしますが、単に欲しいだけのものは偶然に手に入ることを願って、通常の行動では求めることを劣後順位に置きます。
ちょっとした微妙な違いがある問いかけですが、自分を見つめなおすためにも大切な問いかけになると思います。
毎月毎月自分に問いかける必要はないと思いますが、せめて半年に1回とか、何かの節目には自分に問いかけてみると良いと思います。