何か(商品・サービス)を欲しいなら、お金を出して購入すれば誰でも手に入れることができます。
ところが、そのためのお金がすぐに用意できないことがあります。
そうしたときの選択肢は2つで、ガマンしてお金を貯めるか、借金して買うしかありません。
1.必要なお金が貯まるまで待つ
2.借金して買う
この2つしか選択肢はないわけです。
ただし、ほとんどの場合においては、2の「借金して買う」は誤りです。
なぜなら、買ったそのときは気持ち良いですが、その後に借金の返済が待っているので辛い思いをすることになり、最悪の場合自己破産/家計崩壊となるからです。
住宅ローンのように、キチンと返済計画を立てて返済の見込みをしっかり持てるようにすることが大事となります。
したがって、ほとんどの場合は、1の「貯まるまで待つ」が正解となります。
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「貯まる(まで)」を「(意図的に)貯める」と思考を変えて、積極的にお金を蓄えていくと、その欲しいものを手に入れるまでの時間が短縮できます。
その「お金を意図的に貯める」ための方法には「倹約/節約」があります。
倹約とは「買おうと思ったものを買わない(でその分のお金を貯める)こと」、節約は「買おうと思ったものを、極力安く買う(その差額を貯める)こと」です。
通常の生活において、良識の範囲内の倹約・節約は大事だと思います。
しかしながら、倹約も節約もせずにお金が貯まるほうが精神的にはもっと気がラクです。
そのためには「昇給する(=給料を上げる」か、「副収入を得る」ことが必要です。
日々の食事代や光熱費を削ってお金を貯めることは確かに美徳ではありますが、やはり気持ちが萎えるというか、続かないというか、あまり推奨したいやり方ではありません。
入ってきたお金の配分先を考えることも大事ですが、そもそも入ってくるお金自体の総額を大きくすることのほうが物事の選択肢が増えてハッピーです。
欲しいものを手に入れるために借金をするのではなく、また倹約・節約をするのでもなく、自分の収入源を大きくする(複数に増やす)という発想を持つことは大事だと思います。