「金を残して死ぬ者は下」後藤新平(明治の政治家)

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数年前の三菱UFJ信託銀行「遺言と相続に関する実態調査」によると、遺産相続を経験したことがある30歳〜69歳の664人が相続した財産の平均額は2114万円だったそうです。

平均2114万円。

この金額が多いか少ないかは人の価値観によりますが、言えるのは「あの世に持っていけなかったこの世のお金」であり、「自分の死後は誰かのお金になるもの」です。

「相続」というと聞こえは良いですが、意地悪な言い方をすれば「死ぬまでに使いきれなかったお金」です。

せっかく自分で稼いだのに使いきれなかった金額が2千万円以上もあるとは、ちょっともったいない気もしますし、まあそれくらいは遺しても良いのかなあ・・・という気もしますし、なんとも微妙なところです。

その使いきれなかった約2千万円をもっと早い時期に使って人生を楽しめばよかったでしょうし、人生後半で無理して稼ぐことをやめておいても良かったのに・・・とも言えます。

早めにリタイアしていれば人生をもっと楽しめたかもしれません。

実際、人は死ぬときに何億円・何十億円と持っていても意味がありません。

死ぬときのお金はゼロで構いません。

お金は死ぬ前にたくさんの「経験」に費やして「思い出」を作るために使ったほうがベターだと思います。

究極的に言うと、稼いだお金をすべて経験に使い切って、自分なりの良き思い出を持ってあの世に旅立つのが理想的なのかもしれません。

これに近いことを偉人の一人はこう言い表しました。

金を残して死ぬ者は下

仕事を残して死ぬ者は中

人を残して死ぬ者は上

– 後藤新平(明治の政治家)-

企業経営や組織運営でよく用いられる言葉ですが、プライベートの世界でも含蓄のある言葉だと思います。

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