サラリーマンの中には「営業の仕事には就きたくない!」と思いつつも、「でも、営業企画の仕事だったらやってみてもいいかな?!」と言う人がいます。
単純に「企画」という名がつくだけで、「営業=セールス」というイメージが「企画=内勤で頭脳労働」というイメージに変わる・・・のかもしれません。
営業以外であっても、仕事の職種に「企画」という名前をつけるだけで、何となくカッコいい!と思うのか、そうした「○○企画の仕事をやってみたいです!」と採用面接で口にする応募者はたくさんいます。
「企画」の名がつく仕事にやたら憧れたり、そういう仕事を求める傾向のある人というのは雇う側から見れば要注意人物です。
仕事で成果・結果を出すことより、所属をすることで給料をもらいたいだけ・・・という依存体質が見え見えだからです。
そもそも「企画」という名がつこうとつかなかろうと、大事なのはその職種の前側にある「○○」です。
企画とは名前で仕事が決まるのではなく、仕事の中身で「それもひっくるめて企画の仕事」と言われるのが筋です。
まったく同じ仕事をするにしても、その仕事を企画にする人もいればできない人もいるわけで、要はその人の仕事への取り組み方次第で決まるものです。
企画部/企画室で働くから「企画」の仕事ができるというよりも、どこで働いても気持ちの持ちよう次第で「企画の仕事」になり得ると思います。
企画という言葉にヘンに惑わされないことが大事です。
どんな部署で働こうとも「そこで会社が求めている需要に適切に応えて結果を出し、会社に貢献したうえで高い評価(給料)を得る」・・・ことを心がけている人こそが会社には求められていると思います。