巨人の肩の上に立つ ↔ 車輪の再発明

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

アイザック・ニュートンは万有引力を弱冠22歳のときに発見しました。

彼は同じ科学者であるロバート・フックへの手紙の中で、「私が遠い彼方(かなた)を見渡せたのだとしたら、それは偏(ひとえ)に巨人の肩の上に乗っていたからです」・・・と書いています。

 

ここで言う「巨人」とはすなわち「先人」のことです。

 

「先人の積み重ねた発見(成果)があったからこそ、そのおかげで自分は新しい発見を行えた」・・・という意味だと思います。

 

後人の新たな成果というのは、先人の成果や知識をもとにすることができたおかげであり、そうやって数々のショートカットができたからこそ生まれるものだ・・・という謙虚な考え方ですが、確かにそのとおりだと思います。

 

ニュートンが言いたかったのは、「諸先輩たちの研究があったからこそ、私は万有引力の法則を発見できた」・・・なのだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・

「巨人の肩の上に立つ」・・・という話はビジネスの世界では有名な話ですが、これの対義語は「車輪の再発明」だとされています(あくまでも比喩表現です)。

「車輪の再発明」というのは、既に存在している解決法があるのに、それを全然探そうともせずに同じものを自分だけで一から作ることを指しています。

「車輪」というのはもう既に発明されているのに、改めて車輪を発明しようと努力するのは無駄なこと・・・愚の骨頂だということです。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

ビジネスでは知らず知らずのうちにこうした「巨人の肩に立つ」ことを多くの人が行なっています。

 

「巨人の肩の上に立つ」ということは、ゼロから何かを始めるのではなく、ある程度進んだ状態からスタートを切ることです。

 

起業に限らず、ビジネス(仕事)全般が「巨人の肩の上に立つ(standing on theshoulders of Giants)」ことで効率を上げることができそうです。

 

今抱えてる何かしらの課題も、それがビジネスであれ、人間関係であれ、健康であれ、先人の知恵を借りれば解決する近道が既に用意されているかもしれません。

自分ひとりで解決しようとしないことが肝です。

場合によっては、その課題をすでに解決している人がこの世のどこかに存在しているかもしれません。

 

昔だったら、そういう人に巡り合うことはかなり困難でしたが、インターネットの普及によって昔よりははるかに簡単にそれができるようになりました。

 

車輪の再発明をして時間の無駄を繰り返すことがないように、人は日々勉強の精神で学び続けることが大事です。

 

そして、現代社会に溢れるさまざまな文明の利器に感謝して「巨人の肩に立って」物事を推し進めていくと、(良い悪いは別として)さらに文明を発展させられると思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2023-12-26

    人生計画(ライフプラン)を立てていますか?

    これまでのサラリーマンは年功序列で右肩上がりの昇給が毎年あり、さらに退職金があり、それ以外に独自の企…
  2. 2019-8-26

    営業職を毛嫌いしてはいけない

    大学3年生の中には、もう再来年の就職に向けての活動を始めている人もいると思います。 なかな…
  3. 2021-12-30

    【重要】休むも相場

    20世紀前半のアメリカ・ウオール街で「グレート・ベア」の異名をとった投資家ジェシー・リバモアはあると…
  4. 2019-4-3

    学生は「点数」で評価され、社会人は「実力」で評価される

    学生の頃は、勉強したことが「点数」をつけられることで評価になりました。 点数で評価されるこ…
  5. 2017-2-22

    お金で時間を買う/時は金なり

    A地点からB地点に行くとします。 A地点からB地点に一直線に行くことが効率的で、寄り道して回り…
  6. 2018-9-12

    飲食店などでの「スタンプカード導入」のコツ

    私がよく行く映画館のビルにラーメン屋さんが入っているのですが、そのお店はスタンプカードを導入していて…
  7. 2017-8-7

    金のなる木/金の卵を産むガチョウ

    世の中には、今の自分の収入を見て将来に不安を感じる人もいれば、あまり不安を感じないで生きている人もい…
  8. 2018-4-15

    人生、想えば成るものです!

    私は2014年春までは、普通に会社員生活を送っていましたが、50歳の誕生日で会社を退職してリタイア生…
  9. 2025-2-10

    結局は自力で「原資」を稼ぎ、長期視点で「投資」するしかない・・・

    数年前、トマ・ピケティが提唱した『21世紀の資本』が流行りました。 これは次のような不等式で表…
  10. 2018-2-25

    信託形式の投資・運用には要注意!

    未上場の株式を購入する場合や、不動産を購入する場合などでは、その実物を実際に目で確認することができる…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る