ある意味では「時間はお金以上に貴重」です。
お金の次に貴重ではなく、「お金以上に貴重」だと言われるのは、お金は失ってもまた稼ぐとか増やすなどで取り返すことができますが、時間はひとたび失うと二度と同じ時間を得ることができないから・・・・・・です。
「失った時間」は絶対に取り戻せません。
だから富裕層の人たちは「時間」を最も貴重なものだと理解して、「お金で時間を買う」という行動を頻繁に行なっていると言われています。
その「時間」には、そのときでしか得られない「体験」ということも含まれます。
富裕層の人たちが、移動にタクシーを使う/家に家政婦を雇う/プライベートジェット機を持つ・・・のは、単にお金があり余っていて使い道に困って使うのではなく、「自分の時間を可能な限り確保するため」にそうしているのかもしれません(もちろんすべての富裕層がそうした発想をしているわけではありませんが・・・)。
時間を最大限に有効に使うためにお金を使って、なおかつ人生を謳歌しているわけです。
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アインシュタインが人類最大の発明と言ったのは「複利」の概念です。
実際、過去から積み重ねの大切さ、威力、効果を考えると、複利の重要性がよくわかります。
一度や二度のことではなく、継続して同じパターンで繰り返し反復行為を行なっていくことで、とてつもないパワーが発揮されます。
たまたまそれがお金に当てはめただけで、複利はお金を雪だるま式に大きく膨らませていってくれます。
複利の力をお金に当てはめるとともに、「時間」にも当てはめて考えることが大事だと思います。
多くの人たちは「複利の力」が及んでいない「時間」を過ごしています。
そのため、時間を味方にすることができず、効率の悪い行為、意味のない行動を繰り返して、それがキチンとできている人に競争で敗れます。
一方、「複利の力」を活かした時間を使っている人は、効率も効果もどんどん大きく得るようになっていきます。
「複利の力」を人生に活かすことはとても大事なことだと思います。