時間的自由があるのとないのとでは大違いです

サラリーマンは、どれだけ会社内で出世・昇進・昇給ができたとしても、サラリーマンという働き方が変わらない限りは「一日当たり10時間程度の拘束」を日々課せられています。

 

コロナ禍で在宅勤務となって多少のお目こぼしがあるにせよ、自分が自由にできるような時間=時間的自由はそれほど多くありません。

 

リタイアした人はこの時間的自由がかなり多くあるのですが、その代わりに収入の源が潤っていないと経済的に苦労をすることになります。

 

大事なのは「経済的にも時間的にも自由」という状態を得ることです。

 

加えて、そこに「行動的自由」も大切です。

 

・・・・・・・・・
サラリーマンの残念なところは、就労のために必ず「拘束される時間」が多く生じてしまうことです。

 

例えば、職位が部長になって年収が1000万円を超えたからと言っても、その対価として休日も部下のケアで時間を割かれたり、平日も残業が多かったり、あるいは特に何もなくても毎日10時間程度を会社に拘束されていたりします。

 

自分の趣味に取り組みたくても、家族との時間をたくさん取りたくても、さらには昨今流行りの副業に取り組みたくても、すべては「拘束時間」が邪魔をします。

 

拘束行動時間を差し引いた限りあるわずかな時間だけで取り組む必要があります。

部長でも課長でも主任でもヒラ社員でも同じです。

 

出世・昇進・昇給すれば就労時間当たりの時給は上がりますが、出世・昇進・昇給ができなければ就労時間当たりの時給はほとんど変わりません。

しかも、出世・昇進・昇給できるかどうかは年齢を重ねるごとに厳しくなります。

 

40歳を超えるころにはほぼ社内の出世レースは終わっていて、そこからの巻き返しは相当無理があります。

 

多くの会社では、社員が40歳を迎える頃にはほぼ立場が固定化され、そこからの逆転はほとんどありえない・・・ということです。

 

あるのは、運よく出世候補に入っていたのに逆にちょっとした失敗ですぐに失脚してしまう・・・というパターンのほうです。

一方、自営業者には一日何時間働かなければならないといった制約がなく、自分で自由に設定できます。

 

自由に設定できるというのは良い点でもありますが、見方を変えると一日24時間働かなければいけないという悪い点にもなり得ます。

 

自分の力量次第なのですが、いずれにしてもこれが「リタイア状態で経済的にも時間的にも自由」ということであればすべてのことが自分の好きなようにできます。

 

時間的自由があるのとないのとでは大違いですから、サラリーマンとして早く時間の拘束から解き放たれ、そして経済的にも自由となり、行動的にも好きなことができるように勉めていきたいものです。

 

自分の意思で「時間の自由」を決められるようになれば、そこからさらにハッピーな人生を歩むことができると思います。

 

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