ビジネスでは
1.他社がやりたがらないことをやる
2.他社にできないことをやる
という点に着目してみると、今後取り入れるべきビジネスモデルが見えてくることがあります。
もちろん、「利潤が出る」ことが大切ですが、生き残っていくためには上記の点について満たされていることを確認する姿勢は大切です。
創業期は、「今すぐ売れる商品・サービスを作ること」が必要な面もあり、それがしばらく時流に合った商品・サービスであればより長持ちするビジネスになる可能性が高まります。
でも、経営者は常に「次」を模索して、リスクヘッジを意識しておくことが求められます。
創業後に軌道に乗ったビジネスモデル以外に新しく手を回したり事業を急転回させることは難しいことですから、どうしても現状維持だけに走りたくなるものです。
そこをグッとこらえたうえで、軌道に乗っているときだからこそ「次」を見据えて手を講じておくくらいの覚悟と意気込みがほしいところです。
多くの人が何に悩んでいて、それを解消する商品やサービスにはどんなものが適切なのか?を考え、検討し、推敲し、試行し、新しいビジネスモデルを組み立てていくことが大事です。
新しいサービスを作るのか、それとも既存のサービスに付加価値を付けるのか?
いずれにせよ、競合他社に勝つための戦略が必要です。
他社がやりたがらない(なぜなら他社にはできないことでやっても利益を出せないことだから)ことで自社だったらできることを見つけ、それをキチンとしたビジネスモデルに仕上げることができれば経営は安泰に近づきます。
ビジネスで生き残るためにもそうしたことを念頭において模索しながら日々のマネジメントに精を出すと良いと思います。