流行っているお店に行って、流行っているお店というのはどんなところが他店と違うのか?お客さまにどうやってお金を気持ちよく支払ってもらえるように仕組みを作っているのか?・・・などを見てくると良いと思います。
最初からそうした目的意識をもって来店するのと、何も考えず単に行くのとでは雲泥の差が出ます。
身銭を切って(高いお金を支払って)、その分の元をとろうと画策し、視点を消費者レベルから経営者レベルに換える姿勢が大切です。
高級なレストラン/高級な和食屋さんに行って自分でお金を支払うと、やはり他のお店とは違う何かに気づけると思います。
お店が与える価値と支払う人の価格とのバランスに意識を向けて見ていくと、経営の観点から気づけることが多々出てきます。
会社組織で管理職の立場にある人であれば、机上の空論ではなく、的確なマネジメントにつながるヒントを得られるかもしれません。
一般職で非管理職のサラリーマンであっても、自分の気づきを会社に持ち帰って日々の業務に活かせるかもしれません。
仮に、すぐには活かせなかったとしても、自分の中に経験値が積み上がっていきます。
ビジネスがうまくいかない人は、極力自分のお金を使わず、何でもかんでも安いもので済まそうとしたり会社の経費で落とそうとしたりしがちです。
やはり、実際に「身銭を切る」という行為は重要です。
身銭を切ったほうが価値と価格の感覚を磨くレベルが高まります。
もったいない・・・と言って身銭を切るケースが少ないリーダーは不思議と部下からの信頼が薄かったりしますので、リーダーの立場にある人ほど意識することは大切だと思います。