カナリアが鳴かなくなったら・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

古い映画を見ていると、カナリアを飼う炭鉱業者がときどき出てきます。

昔の炭鉱ではなぜそうしたカナリアを飼っていたのか?

それは、毒ガス検知のため・・・だそうです。

カナリアなどの小動物は呼吸回数が多いので、毒ガスが発生した場合には人間よりもすぐに倒れてしまうそうです。

そのため小動物を連れていると毒ガスの危険に気づきやすくなる・・・とか。

 

だから、昔の炭鉱ではそうした手法がとられていたそうです。

特にカナリアは常に鳴いている鳥なので、それが鳴かなくなったらヤバイ・・・というわけです。

 

カナリアの鳴き声の異変が毒ガスセンサーの代わりだった・・・ということだと思います。

 

・・・・・・・・
こうしたエピソードが転じて、金融市場でも金融危険を察知するための指数を「炭鉱のカナリア」と呼ぶことがあったそうです。

 

予測する指数が下がると、「炭鉱のカナリアが鳴きやんでしまった」・・・などと金融関係の人は言ったりしたそうです。

 

考えてみれば、こうした「炭鉱のカナリア」は金融以外のビジネスにもあると言えます。

たとえば、「あるときから急にお客さまからのお問い合わせ件数が減った」等の異変です。

この異変はときに非常に小さなもので、ともすれば見落としてしまうかもしれません。

 

でも、ハインリッヒの法則のようにそうしたちょっとしたことの中に実は重要なことが隠されていることが往々にしてあるものです。

兆しに気づくことがとても重要です。

 

鳴かなくなったカナリアの声に気づくことが大事です。

 

もしかすると、どこかに致命的な問題が発生しているかもしれません。

こういった異変に気づき、すぐさま原因を突き止めて適切に対応をすれば、たいていの場合はビジネスがそのまま存続できます。

ところが、ここで打つべき手を見失って蔑ろにしていると存続の危機に見舞われるかもしれません。

 

カナリアの異変にすぐ気づく炭鉱業者と同じで、自分たちの身を守るための「何らかのカナリア」を自社に用意しておくと良いと思います。

 

異変に気づかなかったり、対応を先延ばしにしたりするとジ・エンド・・・です。

 

自社独自/業界特有の「カナリア」を見つけて、素早く危機を察知できるように日々検討を重ねておくことは経営者/リーダーに必要な業務姿勢だと思います。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-5-18

    インフレ時は貯蓄より「投資」が良い理由

    政府と日銀がインフレ率2%目標を掲げて、物価を一生懸命上げようとしていることを人々は忘れかけてきてい…
  2. 2025-8-11

    ある程度の経済的自由で良いので・・・

    以前、富裕層に関するある調査では次のような結果が出たそうです。 対象:【世帯年収3000万円以上か…
  3. 2017-12-4

    未来を自分の手で創っていこう!

    未来は「変える」というよりも「創る」という表現のほうが正しいのかもしれません。 なぜなら、未来…
  4. 2017-2-12

    人生が輝いているときに見受けられる「ある共通点」とは?

    人はみんな1日24時間という枠組みの中で、眠ったり起きたりして生きています。 人生にはこの「眠…
  5. 2022-12-20

    [重要]「全方向性に頑張る」から「一部の方向性に頑張る」へ変更・・・

    一昔前までは、頑張って人の倍仕事すれば出世もできるし、また見返りとして収入が確実に増え生活が豊かにな…
  6. 2025-2-6

    財資産1億円あれば将来の経済的不安は解消される・・・

    ある外資系金融機関の2020年の調査では、日本人で1億円以上の資産を持つ人は約376万人にも上るそう…
  7. 2019-8-25

    不動産投資では「経営者」としての意識が必要→だから面白い!

    投資であれば、どんなことでもリスクが存在しています。 ここで言う「リスク」とは、本来は「不…
  8. 2020-7-25

    収入を増やす/サラリーマンとビジネスマンの発想の違い

    サラリーマンが「収入をもっと増やしたい」と思ったとき、一般的には「もっと自分の実力を高めて給料を上げ…
  9. 2017-6-27

    問題解決時に気をつける「ある質問」とは?

    仕事ではさまざまな問題が生じます。 リーダーは、責任をもってそれらすべての解決に力を注ぐことが…
  10. 2018-6-15

    努力という土台の上に「運」が舞い降りてくる

    秋元康さんが以前こんなことを言っていました。 僕は38年間、スターと呼ばれる人たちを見てきまし…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る