何も種を蒔いていない人や、種を蒔いてもその後に水やりをしていない人は、その種の果実を収穫することはできません。
なぜなら、種が育たない(成長しない)からです。
至極当然のことですが、植物の話から離れて日常の生活や仕事の中での話になると、この重要なことに気づけない人は多いような気がします。
つまり、種を蒔いていない/水やりをしていないにもかかわらず、勝手に自分には収穫できると錯覚して、訪れない収穫時期をひたすら待ち望んでいる・・・という残念なパターンの人です。
果実が成って収穫できるようになるまでには相当の時間が必要です。
重要なことなのでもう一度書きます。
果実が成って収穫できるようになるまでには相当の時間が必要です。
今日種を蒔いて水をやったからと言って、明日や来週に収穫することなんてできない、ということです。
それなのに、現実社会では案外と短気な性格でそれを求める人が多くいます。
今日種まきをして明日には実を欲しがる・・・という人たちです。
そんな短期願望は捨てたほうがベターで、仮にそうなったらラッキー!と思うくらいで良いと思います。
短期視点よりは中長期視点!
この発想でいれば、果実を得るまでに時間がかかっても特にイヤな気持ちにはならないし、時間がかからなくて思うとおりのことを得られたらありがたい!と思えるハズで、精神的にもラクだと思います。